• Facebook - Black Circle
  • Instagram - Black Circle
  • YouTube - Black Circle

ARC'TERYX TOKYO GINZA

東京都中央区銀座3-11-14 1F

TEL: 03-3248-1271

営業時間

12:00 - 20:00

日祝祭日:12:00 - 18:00

定休日:火曜日

BICYCLE COFFEE TOKYO

東京都葛飾区金町2-27-12

(SUNWEST SHOWROOM&STORE内)

TEL: 03-3544-2751

営業時間

木曜日:12:00 - 17:00

金曜日:12:00 - 17:00

土曜日:10:00 - 17:00

日曜日:10:00 - 17:00

定休日:月・火・水・祝日

SUNWEST SHOWROOM&STORE

東京都葛飾区金町2-27-12

TEL: 03-3544-2751

営業時間

木曜日:12:00 - 17:00

金曜日:12:00 - 17:00

土曜日:10:00 - 17:00

日曜日:10:00 - 17:00

定休日:月・火・水・祝日

※登録のメールアドレス入力間違いやドメイン指定受信/拒否を設定されている場合は、配信メールを受信できない場合がございますのでご注意下さい。

POINT6 People を巡る旅④ ~半農半スキープレーヤー 石橋仁 編~

2018/01/11

4回目となる今回の舞台は北海道、帯広。

でっかい大地でおいしくて安全な野菜を作り、雪が降る時期には踵の浮いたテレマークスキーで悠々と滑ることを楽しむ、農業・スキーの達人、石橋仁さんをご紹介します。「半農半スキープレーヤー」という代名詞は仁さんの為のもの。

我々サンウエストと仁さんの付き合いはとても長く、互いに応援しあう良き友でもあります。数々のスキー滑降DVDへの出演や、スキー誌にも登場する仁さん。雑誌に寄稿される文章は実に叙情的でどこか詩のような、とても読み応えがあります。

今回はPOINT6を農業でもスキーでも愛用している仁さんから、POINT6について寄稿していただきましたので、最後まで是非お楽しみください。

 

========================================

 

忙しく嬉しい冬の始まり

 

初霜はとっくに降りた。そういえば雪虫が飛んだのは半月も前だったろうか。今朝も成長した霜柱を踏むたびにさくりさくりと音を立てる。足裏に心地よい感触だ。見上げれば遠く日高の山並みがすっかり白くなっている。

こんな時期、冬の始まりへの喜びと秋の収穫期が限られてきたことへの焦りを同時に覚えて、心の中はとても複雑で慌ただしい。

ちなみに僕はスキーに狂った、かけ出しの小さな農家。楽しみの前にやらなければならない事が山積みなのだ。

 

十月下旬の北海道十勝は農繁期の最盛期。いつ雪が降り積もるかと戦々恐々としながら、朝暗いうちから日がとっぷり暮れるまで収穫に追われる。

主な作業は長芋の収穫だ。春に植えた長芋は大きく育ってくれていることだろう。地中1m程の深さまで潜り込んだ芋は、実はとてもデリケートだ。キズつけないように芋のすぐ側をパワーショベルで掘削し、その穴の中に人が入って一本一本手で引き抜く。焦って力任せに抜けば折れるし、慎重になりすぎても仕事が進まない。雪はすぐそこまで来ているのだから。骨の折れる作業だ。

僕は慎重かつ大胆にパワーショベルで掘り起こしては、穴に入って芋を引き抜く。つまり緊張の冷汗と肉体労働の汗水にまみれる、というわけだ。いやあ、言葉にするとクドすぎるが‥。

この時期の農作業を快適にこなすためには、手足の指先をいかに冷たくしないか、ということが鍵だ。朝晩はマイナス気温なのに日中は汗ばむ陽気になる。手も足も蒸れて汗に濡れてしまうとやっかいだ。暑ければ脱げばよいジャケットと違って、長靴の中の靴下はなかなかどうして難しい。地味で忘れがちな存在だけど、実はとても重要なアイテムだ。

 

だから、僕は厚すぎず薄すぎない中厚手のソックスを選ぶ。素材はウールでなければならない。多少汗をかいてしまっても冷たく感じないし、汗臭いニオイも少しは抑えてくれる。POINT6を使うようになって気に入っているのは、締め付けが少ないのにずり落ちにくいところ。だからだろうか、以前使っていたウールソックスに比べ、踵部分がすり減りにくくなった。過酷な使用条件だけど、もう3シーズン使っている。まだ穴は開かないし、保温性が落ちたとも思えない。

靴下の性能がいいからというわけではないが、仕事を終えた後、蒸れた長靴を乾かすことを忘れてしまう。ときには、わかっているけど面倒くさくてサボってしまうこともある。それでも毎日その長靴を履いて仕事に出かけられるのだから、やっぱり靴下のおかげだろう。

 

農作業が終われば、深雪に戯れるスキーを想い浮かべつつ、来冬のための薪割りに汗を流す。スキーシーズンの前の準備運動のようなものだ。いつ滑り出せるのかは雪次第。その時を待つ数日間は心地よい休息日。根詰めて終わらせた農作業に身体はぐったりしているのだけど、気持ちは新鮮そのものだ。雪はまだだろうか。山ばかり気になる。

ストーブの脇にぶら下げられた靴下も、こころなしかソワソワしているように見える。一旦スキーが始まれば、また酷使される靴下にとっても、ひとときの休息かもしれない。

「もう少し頻繁に洗ってくれよ」とは靴下の言い分。

「いやいや、まだ臭くないし、明日も早朝から滑るから」とは僕のわがまま。

 

そんなスキーシーズンは間もなくだ。

 

 

 

Tags:

Share on Facebook
Share on Twitter