フランス国家認定山岳ガイド 江本悠滋(えもと ゆうじ)
出身地:愛知県名古屋市
現住所:東京都江東区
URL: http://www.emoto-yuji.com/index.html
16歳からフランスに単身で渡り、個人競技の世界で育ち、活躍するフランスのガイドを見て憧れ、フランスのENSA(フランス国立スキー登山学校)に入学し日本人で初めて4年間のガイド育成プログラムを終えて、フランス国家資格としてガイド資格を取得。
今回、Arc‘teryxサポート山岳ガイドである、フランス国家認定山岳ガイドの江本悠滋さんをゲストに迎えた特別なイベント、「江本悠滋×ARC‘実践論」と題し、スキー、クライミング、登山を中心に、それぞれにあるアウトドアアクティビティーの魅力とガイド活動時の現場での道具の実践論など、プロフェッショナルガイドの観点から様々な方向性を伝導したフリートークショー。江本さんの回顧録も交えながら山に対する最新事情まで余すことなくお話していただきました。
「江本悠滋×ARC‘実践論」イベント報告
12月13日、にフランス国家認定資格をもつ江本悠滋さんとARC’TERYX製品をご愛顧いただいている方々交え、満員御礼となった今回のイベント。
「実践論」と題して今回のイベントは終始進んでいきましたが、前半は江本さん自身をより知っていただくために、普段はどんなことをしていらっしゃるのか?プロフェッショナルガイドとなる経緯など、今にいたる原点と現在をざっくばらんにお話していただきました。江本さんのブログを読むとほとんどの時間を山で過ごされているように受けますが、私生活でも山に関することで時間が流れているのだと感じました。例えば常にクライミングジムで感覚を研ぎ澄ましていること、旅行に行かれていても観光もするけどやっぱり岩には登ることなど、江本さんの山に対する真直ぐな姿勢を見ることができます。また世界でもトップクラスのフランス国家資格ガイドを習得するためのハードルの高さ、若き日の夢を着実に実現していくその緻密性や、常に己を鍛え上げ最高のガイドを続ける精神力、その揺るぎ無い気持ちが江本さんを常にプロフェショナルへと導くのだと思います。
後半では具体的に普段ガイドの時に使用されているギア・ウェア・小道具などをご紹介していただきながら、江本さん流道具の選び方をお話いただきました。
アークテリクスの製品をフル着用されていますが、バラクラバ(目だし帽のこと)を単純に全体にかぶるのではなくネックウォーマーとしても代要することや軽さを追及するため敢えて最軽量のアルパイン用ゴアテックス3Layerを着用していること、さらにギアでは常にゴーグルは2個持つことや全てにおいて余計なものは一切持たず常に自分が必要としている物のみ、選び抜いていくなど随所にこだわりを披露していただきました。道具選びは山遊びを快適にする基本だと実感されたお客様も多かったかと思います。皆さん一つ一つの話に頷きながら、熱心にメモを取られている方もいらっしゃいました。

最後の方では西穂高のツアー・スライドを見せていただいた時、「これ、スキーやスノーボードの板を背負っていますが、本来ならアルパインクライミングで登るルートですよね」と質問がでていました。スライドを見れば誰もが「岩だらけの稜線をまさかそんな恰好で登らない」と思うのが普通なのですが、江本さんがさらっと、「板を担いで登って、右側に見えている急な斜面を滑ります」「何時間もかけて登って、滑るのはたった5分たらずですけどね」と言われ、皆さん感銘と驚きを同時に受けていらっしゃったようです。
それこそが江本さんスタイルなのだと理解すれば、自分も経験を積んで江本さんにガイドを頼めば「いけるかもしれない」となんだかワクワクしてきます。ガイドとしてギリギリのところを責めかつ安全に遂行する。そして山に敬を表し思いっきり楽しむ。江本さんはまぎれもなく山遊びの達人であり、プロフェショナルなガイドと言えます。
今回、イベントに参加していただいた方々、誠にありがとうございます。
SUNWEST SHOWROOM&STOREでは今後、様々なイベントを企画しておりますので是非ご来店お待ちしております。
以上、サンウエストスタッフ川田のイベントレポートでした。
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